★税金と経営

2012年07月02日

【税金と経営】タックス・プランニングとは?!

案内こんにちは! ある経営者の研修会でのご質問です。

 

<Q>よく新聞・雑誌で「タックス・プランニング」と目にするのですが、何のことですか?

 

 

<A>

 タックス・プランニングは、直訳すると「(将来の)税金についての計画」となります。勘違いしがちなのは、タックス・プランニングは確かに税金についての計画で、通常は、合法的に税額を小さくすることを考えるのですが、最終的な目的は「税引後利益の大きくすること」です。つまり、無駄な経費を使って税金を少なくすることは考えません。

    ↓

(まとめ)タックス・プランニングの目的:

◎税引後利益を大きくする

△合法的に税額を少なくする



keiri123 at 07:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年06月01日

税金の裁判の考え方!

裁判こんにちは! 今日は、経営者の集まりでのご質問です。

 

 

 

<Q>税金で裁判になることがあると聞くのですが、どんな感じになるのですか。

 

<A>

 実際、裁判になることは少ないのですが、裁判は、法律で裁くところですので、裁判では、「租税法律主義」と「租税公平主義」が大切になります。

 

・租税法律主義…課税するには法律の根拠が必要となる(憲法第84条)

・租税公平主義…課税は担税力に応じて公平にする。公平の判断は「社会通念」によります。(根拠は憲法第14条)



keiri123 at 07:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月28日

【人件費】出向者に対する給与の較差補てん金

給料こんにちは梶間です。今週は、出向者に対する給与の較差補てん金のご相談です。

 

<Q>当社A社では、子会社B社に社員を1名出向(月給40万円)させています。しかし、子会社では業績が悪く25万円のお給料しか払えません。そこで、親会社お給料の差額15万円を本人に支給することになりました。

 この場合は、会社の払った15万円は会社の損金になりますか?

 

<A>

  出向元A社が出向先B社との給与条件の較差を補てんするため出向者に対して支給した給与は、出向者とA社との雇用契約が出向期間中であっても依然として維持されているということから、出向元の法人の損金の額に算入されます。

そして、この給与較差補てん金15万円は、A社が出向者に直接支給しても、B社を通じて支給しても同様に取り扱われます。

 

  また、税務では、給与較差補てん金の類似例として

(1)出向先の法人が経営不振等で出向者に賞与を支給することができないため、出向元の法人が代わりにその出向者に賞与を支給する場合

 

(2)出向先の法人が海外にあることから、出向元の法人が留守宅手当を支給する場合 をあげています。



keiri123 at 07:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月21日

【設立】税務署に提出する書類は何?

独立 こんにちは梶間です。ちょっとご無沙汰しました、Q&Aの再開です。先日、会社設立のご相談がありました。

 

<Q>会社を設立したのですが、税務署に届ける書類がわかりません。どんな書類を届けるのですか?

 

<A>会社設立おめでとうございます。

 それでは、税務関係で最低限届けなければならない書類をお話いたします。

 

1.どこに出すの?

 税務関係の届け出は、税務署(国税の関係)、県税事務所、市区町村役場(地方税の関係)の3カ所に法人の設立届を提出します。ただ、東京の23区内に本店のある会社の場合は税務署と都税事務所の2ヶ所です。

 

 届出書は、直接持参してもよいのですが、郵送での提出もできます。会社の控えが合った方が後々便利なので、提出用と控えの合計2部を作ります。そして、郵送での提出の場合は、切手を貼って返信用封筒を同封します。

 

2.何を出すの?

 それでは、国税の場合の説明をします。地方税は、これより少ないので都道府県や市区町村に電話で確認してください。

 

(1)法人設立届出書…絶対出す!

 これは必ず出します。法人の税務署への出生届です。

 会社を設立してから2か月以内に納税地の所轄税務署長に提出しなければなりません。

 添付する資料には次のものがあります。

イ 定款等の写し

ロ 設立の登記の登記事項証明書

ハ 株主等の名簿の写し

ニ 設立趣意書

ホ 設立時の貸借対照表

 いずれも初めてだと分かりづらいと思いますが、本やネットで雛形を探してください。難しくありません。

 

(2)青色申告の承認申請書…提出がお勧め

 法人税の申告には、白色申告と青色申告の2があります。このうち、青色申告が税務上の特典が多く利用をお勧めします。会社の9割以上は、この青色申告です。

会社設立の日から3か月以内に提出します。もし、事業年度がその前にくれば事業年度末までに提出します。

 

(3)源泉所得税の納期の特例の承認に関する届出書…お勧め

 役員報酬やお給料を払う場合には、各自の所得税を会社で計算して給料から差し引いて、会社でまとめて税務署に支払います。これが源泉所得税です。

 原則は、この源泉所得税は、毎月、翌月の10日に払います。年で言うと12回払うことになります。

 でも、この、「源泉所得税の納期の特例の承認に関する届出書」を提出すると、1月から6月までの分を7月10日に、7月から12月までの分を翌年の1月10日に支払うことになります。こちらだと年2回ですむので便利です。

 

(4)給与支払事務所等の開設・移転、廃止届出書

これから給料を払う場合に税務署に届けます。

提出は(3)とセットで考えます。

 

(5)消費税関係の届出書…専門家に聞いのがお勧め

 資本金1000万円以上の会社では消費税の届出書が必要になります。

 読者の皆様には、消費税については、正直、初めて人には、ちょっとだけややこしい部分があるので専門家に相談することをお勧めします。

 

(5)その他…時間があれば研究して下さい。

イ 棚卸資産の評価方法の届出書

ロ 減価償却資産の償却方法の届出書  等



keiri123 at 07:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年09月01日

【遺言】どんな遺言が多いのか?

遺言こんにちは梶間です。会社経営をされている会長よりのご質問です。

 

<Q>会社の株式や不動産について、一族がもめないように遺言を考えています。普通は、どんな遺言を作るのでしょうか?

 

<A>実際、世の中で利用されている遺言について統計があるのでご紹介いたします。

 

自筆証書遺言…年12.595件(2006年度)

公正証書遺言…年66,932件(2004年度)となっています。



keiri123 at 07:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年05月26日

【M&A】株価の決め方は?

株価今日は梶間です。今日は、中堅企業の社長さまから後継者のご質問をいただきました。

 

<Q>当社は売上40億円です。適任の後継者が見あたらず、会社の売却を考えています。

 この場合は、譲渡株の値段はどうやって決めるのですか?

 

<A>いわゆるM&Aですね。

オーナーの株式を第三者に売却するには、各種の株価算定法があります。

例えば、

 

●純資産法…会社の手持ち資産から負債を差し引いて企業価値を計算する方法

 

●収益還元法…過去の会社の利益から企業価値を計算する方法

 

 DCF法…ディスカウント・キャッシュフロー法と言います。将来の見込み利益から企業価値を計算する方法です。

 

M&A2 実務は、両社の話し合いで折衷法が用いられます。



keiri123 at 08:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年05月19日

【事業承継】後継者は誰がなるのか?

事業承継今日は梶間です。今日は、中堅企業の社長さまから後継者のご質問をいただきました。

 

 

 

<Q>当社は売上40億円です。息子はいるのですが、他の会社で働き後継者に悩んでいます。後継者は、普通、どのような方がなるのですか。

 

<A>後継者の悩みです。一般論ですが、ご参考にして下さい。候補先は3つです。

 

(1)親族息子、娘婿、甥など、一番多いパターンです。

(2)従業員…最近増えてきました。親族に後継者がいないとき、考えます。

(3)第三者…いわゆるM&Aで、会社の売却。具体的には、株式の譲渡です。

       株式譲渡の相手先は、同業者や金融機関、企業買収の専門会社があります。

どうぞ良い結果を期待しております。



keiri123 at 07:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月21日

【税金】納税資金対策!

納税資金こんにちは梶間です。今日は、納税資金対策の話です。

 

<Q>来年の納税では、決算で法人税や消費税を払うお金に困らないようしたいと考えています。どうしたら良いでしょうか?

 

 

 

<A>

良い点に気づかれましたね!経営者としては、事前に納税資金の資金繰りを事前に予測して資金対策を考えておくことは大切です。では、具体的には何をすべきかです。

 

貯金具体的には、

     前年並みの納税額を毎月積み立てておく

・年間の資金予算を組んで積み立てる

・利益計画分の税金分を積み立てておく

・ざっくり、毎月売上の1割を積み立てておく 等

・以上ができないなら、納税資金を借りる

 

でも、できたら借りない財務体質を作りましょう。

 

要は、納税資金は、会社が最後に払う必要経費として、経営者が納税額を見込んで計画的に積み立てておきます。納税資金を借りる会社も多いのですが、そろそろ借りグセ経営には、おさらばしたいところです。



keiri123 at 07:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月14日

【納税資金】決算でお金が残っていない!

納税資金こんにちは梶間です。今日は、よく社長がこぼす納税資金の話です。

 

<Q>会社は儲かっているのですが、決算で法人税や消費税を払うお金が残っていません。どうしてですか?

 

<A>

御社のように決算で納税資金がないと言うのはよく耳にする話です。理屈から言えば、税金は儲けから払うものです。ですからホントは、儲かった利益の半分程度の税金が払えない理由はないはずです。ところが、実際は儲けが出ても、納税資金が残っていないことがあります。

 

考えられる理由としては、

・儲けをもう他の運転資金に使った

=例えば、仕入すぎて、在庫になっている

・儲けを設備投資に回して払った

・お金の回収状況が悪い

・逆にお金の支払が甘すぎる

・ホントは儲かっていない。 等です。

 

つまり、納税資金が残らない理由は、社長が資金繰りに計画性をもっていないか、実は会社が儲かっていないかのどちらかです。ちょっときつい言い方ですが申し訳ないのですが、ホントのところです。



keiri123 at 07:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月07日

【会社の税金】会社でかかる税金は?

税金こんにちは梶間です。今日は、会社にかかる税金のお話をします。

 

<Q>新しい会社です。会社を作るとどんな税金がかかるか教えて下さい。

 

<A>会社設立おめでとうございます。さて、会社の納税のルールをお話しましょう。会社が払う税金の代表は、法人税、住民税、消費税、源泉所得税です。

 

まず、法人税、住民税、消費税です。会社の支払う税金は、原則として申告書の提出期限、つまり決算日より2方月を経過する日までに納付しなければなりません。つまり、3月決算なら2ヶ月後の5月31日が税金の納付期限です。

 

毎月支払う従業員給与から天引きする源泉所得税は、支払月の翌月10日が納付期限です。納期の特例を採用している場合は、1月分から6月分までを7月10日までに、7月分から12月分までを翌年1月10日までに納付します。



keiri123 at 07:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年06月04日

【税収】税収から景気をみる!

景気回復こんにちは梶間です。今日は、税収から景気をみてみます。最新の税収の見込みです。法人税好調、所得税横ばい。それと最近の特徴は、「法人税の税収>所得税の税収」です。

 

新聞では報道では、 2006年度の国の法人税収が15年ぶりに15兆円を超える見通しとなりました。好調な企業業績を背景に法人所得が増え、05度に比べ2ケタ増の勢いです。ただ、全体の国税収入は所得税が伸び悩んでいます。(日経5月31日抜粋)

参考の画像を添付します。ちょっと不鮮明でごめんなさい。

所得税 法人税



keiri123 at 07:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年06月05日

【税率】これは便利!税率早見表!

便利こんにちは梶間です。今日は独立希望のサービス業の方からの御相談です。

 

 

<Q>会社を退職し、独立を考えています。個人と会社の税率の違いを教えて下さい。

 

<A>個人と会社の税率の違いを標準税率で説明いたします。

案内 開業では、一に販売、二に資金繰りです。合わせて考えておいて下さい。頑張って下さい。

 

 下の個人と会社と税率早見表は、意外とない表ですよね!

 

 

 

 

税率早見表



keiri123 at 07:07|PermalinkComments(0)

2006年05月26日

【景気】個人事業者は良くなっていない!

景気 こんにちは梶間です。5月23日国税局より17年度分の所得税の申告情報が公開された。簡単に言うと、今年の3月15日が申告期限の確定申告だ。

 

今回の公表データを営業等所得者に絞ってお話しすると、納税人員は182万人、所得金額は6兆8,700億円、申告納税額は5,200億円であり、平成16年分と比較すると納税人員(+0.8%)、申告納税額(+2.9%)は増加、所得金額(▲0.9%)は減少となった。

 

これを見ると所得金額、つまり個人事業者の商売での利益は▲0.9%で、全体としては減益とみることができる。国税庁の統計資料を見る限り、個人事業者の景気は良くなっているとは見られない。このへんは、新聞報道の「好景気」とは異なる点だ。ガンバレ、個人事業の社長さん!!!



keiri123 at 07:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年05月22日

【税率】会社の儲けと手残り!

こんにちは梶間です。今日は社長さんからのご質問です。会社の表面税率、実効税率の話しです。

 

札束<Q>会社では100円儲けて実際の手残りはいくらなのでしょうか?

 

<A>

会社の税金には、法人税、消費税、住民税、事業税などがあります。利益に係ってくる税金は法人税、住民税、事業税です。

 

 現在の、法人税の基本税率は30.0%です。そして、資本金1億円以下の中小企業向け軽減税率は22%となります。

しかし、法人税以外にも住民税と事業税がかかります。特に事業税は損金処理できるので、簡単に税率をたすだけでは実際の手残りは計算できません。

 

 単純にたした税率を表面税率、実際の税率の実効税率を言います。

 そうするとだいたい、会社で100円儲けると税金は30〜40円で、手残りは差額の60〜70円とわかります。

 

実効税率



keiri123 at 08:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年05月15日

【税率】会社の税率

こんにちは梶間です。

会社の社長さんより会社の儲けに対していくら税金がかかるのかご質問がありました。

 

1.法人税の税率

会社の税金には、法人税、消費税、住民税、事業税などがあります。利益に係ってくる税金は法人税、住民税、事業税です。

 

 現在の、法人税の基本税率は30.0%です。そして、資本金1億円以下の中小企業向け軽減税率は22%となります。

法人税

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.会社の実効税率

 法人税以外にも、会社の利益に対して税金がかかります。

また、地方税の法人事業税は、課税所得800万円超の部分で9.6%になり、課税所得のうち400万円超800万円以下の部分は7.3%です。

 

会社の税金を合わせて実効税率と言います。つまり100円の利益に対して、いったいいくらの税金がかかるかと言う割合です。下の表で見て下さい。

実効税率



keiri123 at 11:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)