2010年02月08日

【貸倒】売掛金を全額、落とすには!

回収こんにちは梶間です。今日は、食品メーカーからのご質問です。

 

<Q>3月決算に向けて売掛金の回収に努めています。経理に、「全額経費処理しろ」と指示するのですが、「経理では、税務上できません。」と返事がきます。

 税務で売掛金を全額経費処理できる場合は、どんな場合ですか?

 

<A>

 税務では、売掛金を全額損金処理することを「貸倒損失」と言います。

しかし税務では、「この売掛金は回収できない」との会社の判断で簡単に売掛金を損金にして、課税所得を減らされては困りますので、貸倒損失を厳しく制限しています。

税務では、厳しい条件付きで貸倒損失を認めるのは、大きく3つの場合です。

 

(1)法律的に債権が消滅したとき

(2)(1)でないときは全額の回収不能が明らかなとき

(3)売掛債権などは1年以上取引を停止したとき の3つです。

 

(1)は法律の文書がはっきりと証拠として残ります。

(2)は、キチンとした資料をしっかり残します。税務の専門家にご確認下さい。

 実務で割と見かけるのは(3)です。売掛金から備忘価額(例えば1円)をひいて、残額を貸倒損失として損金経理をすることができます。



keiri123 at 07:28│Comments(0)TrackBack(0)◆法人税・経費 

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