2012年10月

2012年10月01日

【退職金】退職給与引当金と退職給付引当金の違い?

退職こんにちは! 経理のご担当者からのご質問です。

 

<Q>退職給与引当金と退職給付引当金はどう違うのですか??

 

 

<A>

 退職金の準備に仕方には、大きく2つあります。一つは内部積立と外部積立です。

  退職一時金  →  退職給与引当金(内部積立)で準備

  企業年金   →  外部拠出・運用(外部積立)で準備

 従来、退職給与引当金と言っていた時代は、退職一時金(内部積立)を「退職給与引当金」として計上し、外部拠出分は支出額を経費処理していました。

 

 しかし、退職給付会計基準のもとで計上される負債は、「退職給与引当金」ではなく「退職給付引当金」とされています。これは、退職一時金であれ企業年金であれ、それらは退職金の給付形態が違うだけで、退職後に支払われる労働の対価(退職給付)という点では共通しています。そこで、「退職給付に係る会計基準」では、同じ退職後に給付される労働の対価(退職給付)であるのなら、同じ会計処理を行うべきと考え、両者について統一的な会計処理方法ができました。

 

 つまり、従来、企業に内部で用意していた「退職給与引当金」とは異なり、退職一時金(内部積立)か企業年金(外部積立)かを区別しないで退職給付に関する債務を包括的に計上したものが「退職給付引当金」なのです。



keiri123 at 07:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)□企業会計